胃腸炎になると、下痢の症状が出るとともに、食欲がなかったり、吐いてしまったり、体の気持ちが悪くなってりなどの症状が出ることが多いです。胃腸炎の症状は人によってそれぞれですが、健康な成年者に対し、胃腸炎の症状は軽く、体の回復も早いです。それに対し、体の弱い子供や高齢者の場合、胃腸炎になると、吐くことや下痢などの症状で、体の脱水を引き起こし、命に関わるリスクもあります。

胃腸炎の発症原因はいろいろありますが、一般的に、ウイルスや細菌による感染がほとんどですが、そのほか、毒性のある化学物質や薬が原因で胃腸炎を引き起こす場合もあります。下に胃腸炎の原因を紹介しますので、是非ご参考ください。

  1. ウイルス

ウイルスにより発症する胃腸炎を「ウイルス胃腸炎」と言います。主なウイルスは、ノロウイルス・ロタウイルス・アストロウイルスなどがあります。人から人へと感染していくことが多いのが特徴で、集団で感染することもしばしばあります。感染者の嘔吐物や便などから空気中にウイルスが出現し、そこからウイルスを体内に取り入れてしまうケースが大半を占めています。症状としては腹痛のほか、強い吐き気を感じたりする場合が多いです。しかし、ウイルスが体内に入ってもそこまで症状が悪化しない人もおり、感染した時の疲れや免疫力の強さで左右されます。先ほどの細菌性胃腸炎と合わせて「感染性胃腸炎」といわれています。

  1. 毒性のある化学物質

胃腸炎は、毒性のある化学物質を摂取することでも起こります。このような毒素の多くは、毒キノコなどの植物やある種の魚介類が産生するもので、感染症ではありません。また、ヒ素、鉛、水銀、カドミウムなどの化学物質で汚染された水や食べものを摂取したときにも、その毒性のために胃腸炎が起こります。重金属中毒でもしばしば吐き気、嘔吐、腹痛、下痢が起こります。かんきつ類やトマトなどの酸性の食べものを大量に摂取すると胃腸炎を起こす人もいます。